新城市長選挙立候補予定者へのアンケート結果

「設楽ダムの建設中止を求める会」では、2017年10月に行われる新城市長選挙(10月22日告示10月29日投開票)の立候補予定者に「設楽ダム建設事業に対する考え」についてアンケートを行いました。
アンケート結果は次の通りです。

新城市長選挙(2017年10月22日告示10月29日投票)について
(1)アンケートをお願いした立候補予定者
   白井倫啓氏、穂積亮次氏、山本拓哉氏      (五十音順)
(2)アンケートのお願い文と内容
 公開質問状
  私たち「設楽ダムの建設中止を求める会」は、国と愛知県が豊川上流部に建設を進めようとしている設楽ダム建設事業の中止を求めて、反対運動を行っている市民団体です。水は足りているし、洪水対策にもならないことから、目的を失ったダムであること、環境破壊を起こし、豊川流域の住民に水道料金の負担増や危険を押しつける設楽ダム建設事業に、愛知県が公金をつぎ込むことは許されることではないと考えております。
 そこで私たちは愛知県に対して設楽ダム事業からの撤退を求めるとともに、豊川流域の市町には愛知県に対して設楽ダム事業から撤退するよう意見書を送っていただくよう請願活動を行っております。
 新城市はダム建設が行われる設楽町に隣接する自治体です。設楽ダム建設事業により清流豊川の自然環境に、また笠網漁にみられるような数々の豊川流域の伝統文化に、大きな影響が及ぶと思われます。
 以上のような理由から、2017年10月29日に行われます新城市長選挙に現在立候補を予定されている3人(白井倫啓さん、穂積亮二さん、山本拓哉さん)の方に、新城市のこれからのあり方について、特に設楽ダム事業に関するお考えを質問させていただきました。
 質問は下記の4点です。

【質問】
1、設楽ダム建設事業について、該当する箇所に〇印をお願いします。
  ⓵(  ) 国・県とともに推進する
  ⓶(  ) 国・県に対して中止を求める
  ⓷(  )その他

2、1で⓵,⓶,⓷、それぞれ選択された理由をお示しください。

3、今回の市長選で清流豊川についての政策を公約されますか?
  ⓵(  )する
  ⓶(  )しない
  ⓷(  )その他

4、3で⓵とされた方はどのような政策ですか具体的にお示しください。
 また⓶、⓷とされた方はその理由をお示しください。

 ※参考資料として(資料1)「設楽ダム事業の根拠がないことが明らかになりました!」(作成:設楽ダムの建設中止を求める会)を添付しました。(別紙)

(3)候補者回答
  白井倫啓氏
 ・1、⓶ 国・県に対して中止を求める
 ・2、(資料1)を見れば明らかに計画が過大であることが理解できます、さらに、今後の人口減少、節水機能を向上させたトイレ、洗濯機などの機器により水需要は下がると考えます。設楽ダムの目的は失われています。
  新城市においては、その下流にあたり、ダム下流の河川環境が大きく影響を受ける可能性が高いといえます。今でもアユが育たないと言われている豊川に大きなダメージとなります。新城市の観光資源である、広見ヤナ、鮎滝、桜淵などにも影響を与え、誘客の可能性を低下させます。
 現時点で、新城市には宇連ダム、大島ダムがあり、河川環境を大きく変えた現実があります。豊かな水環境は、一度失えばその再生には膨大な時間が必要となります。全国の観光地の魅力の一つが豊かな水環境であることを考えれば、一度決まった国策であろうと見直すべき時は見直しを決断すべきです。
 奥三河市町村は、いずれも消滅可能性都市と指摘されていますが、その指摘を単なる杞憂だったとするための方策は、自然環境を活かした環境が基本です。経済循環から取り残された山を生き返らせる取り組み(木質バイオマスの活用)への国の支援も厚くなっており、その支援を活かせば、山の景観を守りながら豊かな緑のダムを実現することもできます。そうなれば、設楽ダムに蓄えられる水以上が安定的に蓄えられます。
大規模な大型コンクリート事業より、山を守ることでより有効な税金の活用となります。
・3 ⓵する
・4 市長選に向けての3大戦略を①観光の選択と集中、②エネルギーの地産地消、③安心・安全の農業ブランドの構築としています。どの戦略も新城市の資源を活かした新城ブランドの構築です。切口は、全国区の知名度を持つ長篠設楽原の戦いに置き、新城市全体を戦国のまち「新城」として発信していきます。しかし、戦国で目にとまるだけでは幅広い、継続的な観光とはなりません。次に必要なものが、自然景観(清流豊川、様々な滝、景観豊かな森など)となります。田舎にしかない自然景観を活かした安らぎの場、自然条件を活かした各種リクレーション(体験スポーツ含む)などが不可欠です。奥三河全域を一体とした観光政策につなげることができます。エネルギーの地産地消の要は、山を経済循環する場への転換です。その転換が、山の再生=緑のダムづくりです。山を守ることで、豊かな河川環境、豊かな観光政策をつなげていきます。
 また山を守ることは循環型社会を目指すまちの発信でもあります。その発信をさらに強めることが、安心安全の農業ブランドとなります。生態系の多様性を守るまちが、都会の住人への大きなインパクトを与えることになるでしょう。
 以前、コンクリートから人へというキャッチフレーズがありましたが、まさに新城市からそれを体現していきます。
          ▼▲▼

穂積亮二氏
  ・1 ⓵ 国・県とともに推進する
・2 設楽町において長年のご苦労の末、建設同意の決断を下され、その後の検証作業、県知事同意、いずれにおいても結論が出されています。
  ・3 ⓷ その他
  ・4 直下流対策をどうするか、など検討しております。
                       ▼▲▼

   山本拓哉氏
  ・1 ⓷ その他
  ・2 新城市長としての立場においては、これまでの様々な関係者のご尽力に敬意を表するとともに、今後とも新城市民第一の観点で是々非々の判断をすべきものと考え、今の段階での発言は差し控えたく存じます。
  ・3 ⓷ その他
  ・4 清流豊川は、新城市民にとっても掛け替えのない環境資源であることは揺るぎないものと認識し、豊川を含めよき環境を活かした政策を公約して参ります。
                     
                   ▼▲▼

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