愛知県庁で記者発表_12月16日

H4(その2)Fig.地質平面図

設楽ダムの建設中止を求める会は、2015年12月16日 設楽ダム計画地周辺の地質地盤問題について、記者発表しました。

その概要:
1年前の昨年12月の豊川市内の記者会見では、「豊川市の本宮山麓において、活断層を発見した。その走向からこの断層が設楽ダム計画地の方向に続いていると思われる」と発表しました。
その後の我々の調査で、「設楽ダムの直近を通っていることが明らかになった」ので公表します。
なお、国の地質地盤調査について、平成4年度までの調査報告書を確認したところ、この断層破砕帯の存在を把握していたと思われますが、平成5年度の「地質検討業務報告書」以降、これらの記載が不自然に消失していることも、明らかにしました。

当日の記者発表で資料として配布した図のうち、「平成4年度設楽ダムサイトボーリング調査その2報告書」の付図・地質平面図を載せます。
付図の説明(判りやすくするために、若干の加筆をしてあります):
平成4年度のボーリング調査で、ダムサイト直近に2本の大きな断層破砕帯が見つかり、F-1およびF-5と名付けられました。この図では、F-1断層は南北方向と北北東‐南南西方向の2本の線から成るように読み取れますが、平成5年度の「地質検討業務報告書」では、南北方向だけの線として示され、北北東‐南南西方向の成分(赤く着色された線)は消されています。さらに、F-5については、全部を 行方不明として、消されています。

なお、この図が描かれたのはダムサイト選定時期で、上流案、中流案、下流案と3箇所のダム軸が示されています。現在のダム軸は、この図の中流案から100mほど上流側に移動し、角度も東方向にずれています。この図には、右岸側の狭い2本の尾根(茶色の筋)の間に緑色の細長い棚田の凹地~平坦地があるのが示されています。黄色の直線は、航空写真から得られた線状模様(リニアメント)です。桃色の丸みを帯びた線は、地すべりを示しています。

 

 

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