- 2006年9月 9日 16:00
- 調査や研究報告
≪港湾計画の改訂案で埋立ての計画が問題となっている浅場の状況報告です。≫
9月8日六条潟二十間川河口より南側の浅場を、大潮干潮時に見て周りました。
8月23日の大潮ころから、アオサが一面に繁茂している状況は変わりがありませんでしたが、本日は、種アサリを採る船が1隻もでておらず、浅場の沖よりはもともと砂地ですが、20mm程度の稚貝が砂の上に出て、一面砂利の海底のようになっていました。8月23日の時点では、このような状況は見られませんでしたから、この間に発生した苦潮(青潮)による影響だと思われます。海底付近の貧酸素水塊が上昇して浅場を覆うと、酸欠で苦しいので稚貝がいっせいに砂中から跳びだすわけです。相当数の貝はそれでも死なずに生きていました。
(なお、コアマモの藻場は、4・5月は壊滅状態でしたが現在は大分回復してきています。)
以上のような状況から推定すると、現在の三河湾奥は、底層が貧酸素ないし無酸素水塊に覆われており、風況次第で、苦潮が発生する瀕死の状況にあると考えられます。
- Newer: 六条潟の埋立てほぼ回避へ・・・三河港港湾計画
- Older: アオサ大発生!